先輩メッセージ(先輩看護師の声)

Y・C
  • カテゴリー

    新卒

  • 入職年

    2024年

  • 所属

    呼吸器外科・呼吸器内科・脳腫瘍外科病棟

  • 名前

    Y・C

  • 卒業校

    創価大学

 

【入職を決めた理由】

看護学生の頃、高校生の弟が、ある日突然がんの診断を受けました。若くしてがんサバイバーとなった弟に対しどう接してよいか分からず、家族ともに辛い日々を一時期過ごしました。一生のうちにがんと診断される日本人は2人に1人といわれているほど、現代においてがんはとても身近な病気であると学校の講義で学びましたが、がんの体験がいかに日常生活に大きく影響するかを痛感しました。このような背景から、がんの診断を受けた本人だけでなく、家族など周囲の人々を含め、身体的・心理的・社会的に支援できる看護師になりたいと思うようになり、就職活動ではがん医療・がん看護に特化した病院を探しました。当院の説明会に参加した際、整った教育体制の中で最先端のがん治療やがん看護が学ぶことができると思いました。また、「がん患者とあらゆる人々の持つ力を見出し支援する」という看護部の基本方針に共感し、当院への入職を決めました。

 

 

【病院選びで重視した点】

まず、基本的な看護、周術期看護や急変対応に加え、がん医療やがん看護が学べることを重視しました。また、それらを安心して学べるような教育体制が整っていることを重視しました。当院は高度な医療を提供している特定機能病院であり、手術件数の多い急性期病院であること、多くの専門・認定看護師が在籍していることから自身の希望をかなえられる病院だと考えました。また、教育体制について、当院ではプリセプター・アソシエイトプリセプターを中心に、全体で新人看護師の教育に取り組んでいることを説明会で知り、安心して新人時代を過ごせると感じました。

 

 

【1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと】

まず社会人として基本的な生活習慣を確立すること、次に、慣れない環境のなか初めての業務だらけで毎日発生する課題に向き合うことに苦労しました。しかし、先輩や同期や上司の方々に支えていただきながら少しずつ看護技術や患者指導の自立を達成することができ、最近は達成感や喜びを感じられるようになりました。受け持ちの患者さんに「あなたの頑張りがよく伝わってくるのよ。ありがとうね」とお言葉をいただけたときは心の底から嬉しかったです。学習面では、現在、呼吸器内科における抗がん薬の種類・作用・副作用・対応方法などの基礎的な知識の習得に苦労しています。先輩が日々アドバイスや振り返りをしてくださり、分からないことに関しては一緒に調べるなどサポートを受けながら学習を進めることができています。

 

 

【新人研修内容の特長】

新人教育として、スタートレベル研修があります。専門看護師や認定看護師、外部講師、メーカー担当者など様々な方から講義を受け、基本的な知識だけでなく応用的な知識も合わせて学ぶことができます。なぜここに注意しなければならないのか、なぜこれをしてはいけないのか、根拠から分かりやすく教えてくださるため、業務にすぐ活かすことができる点で役立っています。また、病棟では、様々な先輩方から治療や業務内容に関するオリエンテーションを受けたり、腕をお借りして採血や静脈内注射など練習を行うことで、より実践に近い状況で学びを得ることができるため役立っています。